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表彰式であいさつするＪＥＩＴＡの長栄会長（パナソニック会長）

電子情報技術産業協会（ＪＥＩＴＡ）は１４日、第３回の「ＪＥＩＴＡベンチャー賞」の表彰式を都内で開催し６社に授与した。受賞したのは、音声認識に特化した人工知能（ＡＩ）ソリューションを展開するＨｍｃｏｍｍ（エイチエムコム、東京都港区、三本幸司社長、０３・６５５０・９８３０）など。ＪＥＩＴＡは今秋のエレクトロニクス展示会「シーテック」に専門エリアを設けて技術を展示し、受賞企業の成長を支援する。

ＪＥＩＴＡの長栄周作会長（パナソニック会長）は同日、会見し「（受賞企業には）正会員として参画して頂き、連携を深めていきたい」と説明し、会員企業間の交流やＪＥＩＴＡの制度活用を促した。

２０１６年に設置されたＪＥＩＴＡベンチャー賞は創業１５年以内で、電子情報技術産業に貢献した企業を表彰している。１７年にはベンチャー支援策として、ＪＥＩＴＡへの一般会費を２年間免除する「ベンチャー優遇特例制度」を導入した。これまでプリファード・ネットワークス（ＰＦＮ、東京都千代田区）など計１５社が受賞しており、ＪＥＩＴＡが成長を後押ししている。